第105号特集◎[読者が選ぶ、日本の渓流スタンダード・ロッド] 読者アンケートのお願い【終了】

『フライの雑誌』次号第105号では、[日本の渓流スタンダード・タックルを考える]という特集を組む予定です。つきましては以下の要領で、本誌読者の皆さまから、ひろくご意見を求めます。

●フライフィッシングは底なしに奥が深いのが魅力なのは、本誌読者ならご存じの通り。でもタックル(道具)に関しては、ややこしくなりすぎていると感じたことはありませんか。

●日本は市場規模が小さいわりに、フライフィッシング・タックルの細分化がとても進んでいます。とくに初心者は選択肢がありすぎて迷ってしまうでしょう。

●フライフィッシング文化が欧米から輸入されて約半世紀。日本の自然と釣りに対応して、タックルも多種多様に展開してきました。そろそろ〈ジャパン・スタンダード〉とでも呼ぶべき、全体を通じてのおおまかな標準像も見えてきたころでしょう。

●そこで『フライの雑誌』では読者の皆さまのお力を借りて、タックルの中でもとくに、[日本の渓流フライフィッシングにおけるスタンダード・フライロッド]を、実名で具体的に選ぼうと考えました。

メーカーの色のついていない本誌だからできる企画に、あなたも楽しんでご参加ください。読者の皆さまの本音のご意見を期待します!

【アンケートにお答えください】

※まず最初に、[スタンダード・ロッド]のイメージ・特徴・条件の例をキーワードで表します。もちろんこれらのキーワードがすべてあてはまらなければいけないわけではありません。

定番品。/誰にでもおおむね使いやすい。/クセが少ないアクション。/振り手を選ばない。/釣りの汎用性が高い。/万人受けする。/価格が手頃。/長く使える。/世の中に本数が出ている。/初心者に薦められる。/後世に残したい。/現行品であるか、廃番品でも容易に入手できる。/こわれづらい。 などなど。

※次に、本企画における「日本の渓流フライフィッシング」のイメージを、便宜上定義づけておきます。[スタンダード・ロッド]とは、このような渓流で使うのにぴったりな竿とお考えください。

川幅3、4mから7、8mくらい。適度に屈曲していて、多少の大石と河原がある。/林道があるが、川通しでも遡行できる。チャラ瀬、深瀬、淵、トロのゆるやかな連続。水深はヒザ下から腰くらい。/フライラインを10ヤードくらいまでのばし、ドライ、ウエット、ニンフで釣りのぼる。ヤマメ(アマゴ)、イワナの尺サイズくらいまでが、運がよければどこからでも出てくる。/たいへん美しく、気持ちのいい渓流である。思い浮かべるだけでワクワクする、そんな流れ。