『フライの雑誌』連載中で大藪賞作家の樋口明雄氏(88号にロングインタビューあり)の新刊が出る。16歳の美少女、明日香が男子と共に自衛隊のタンクを奪って海を目指すという、荒唐無稽でグルーヴ感あふれる青春大傑作。原題は『俺たちの疾走』。 大傑作に …
Search Results for: 樋口明雄
『フライの雑誌』連載中の樋口明雄氏が第27回日本冒険小説協会大賞を受賞!
『フライの雑誌』では第72号(2006年2月)から作家樋口明雄さんに継続して書き下ろし連載をいただき、丸3年になる。樋口さんが昨年11月に上梓した単行本『約束の地』(光文社刊)が、日本冒険小説協会(会長内藤陳)の第27回日本冒険小説協会・日本部門大賞を受賞した …
樋口明雄氏の新境地『約束の地』
『フライの雑誌』に連載中の、樋口明雄氏が上梓した最新単行本『約束の地』を読み終えた。2段組み516頁という大作である。じつは私は書き出しのワンシーンを読んだところで、もったいなくなり、しばらく寝かせておいた。読み手の気分を発酵させて …
樋口明雄氏の新刊を紹介します
『フライの雑誌』に毎回寄稿してくださっている、樋口明雄氏の新刊単行本を紹介します。タイトルは『闇の守護者 ロスト・ゾーン』。角川ホラー文庫での書き下ろしです。緻密で大胆なストーリーと重層的なキャラクター配置。例によってこの作家ならではの、いざとな …
樋口明雄氏の新刊単行本『天使が堕ちた街』
『フライの雑誌』へ「きたりもん釣り倶楽部」を好評連載中の樋口明雄氏が、新刊をリリースします。 (ここは……天国か……?) 目覚めたニックの視界にぼんやりと、無機質に白く発光する天井が浮かぶ。確か自分は〈ラルフス〉店内で、少年強盗犯と銃撃戦を展開し、そのあげく頭を …
みなとみらいへ間違えて/樋口明雄氏『クライム』
… いたのであほ極まりない。あわてて移動。終電で帰京。たいへん興味深い取材でした。 一昨日、『フライの雑誌』にも連載中である樋口明雄氏の書き下ろし長編『クライム』(角川春樹事務所)を読了。夕食後ちょっとだけのつもりが止まらなくなり一気に最後まで。この作家の手ならではの新しいダークノワール。独特のセンスある筆致と読後のカタル …