いのちの分別。井の頭公園池かいぼり+虐殺その後

2014年1月から2月にかけて行われた、吉祥寺井の頭公園池の〝かいぼり〟で、生き物はこんな風に分別された。

色のついたコイは虐殺。黒いコイは保護。ゲンゴロウブナは保護。ヒメダカは虐殺だったことが分かる。むちゃくちゃが正義面してのし歩いたわけだ。

シロクロつける理屈があれば、ヒトがヒトに対してジェノサイドを行うのもたやすい。無知と正義はいとも簡単にいのちを踏みつぶす。

そして踏みつぶした当人は、むしろいいことをしたと思っている。

(追記 3.7)
本エントリに関して、Web上だけの情報で、フライの雑誌社やわたし個人の考え方を批判してくる方には、対処する余裕がありません。『魔魚狩り』、『フライの雑誌』、『葛西善蔵と釣りがしたい』のなかの、一冊でいいので小社の出版物をご自身で読んでください。本の内容を介在させた上で、議論を求められるなら大歓迎です。(堀内)

photo: Galerie E.
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魔魚狩り(2005)
悪玉は、お前にしよう。ブラックバスは濡れ衣だ! 異色のベストセラー|『魔魚狩り ブラックバスはなぜ殺されるのか』水口憲哉著 フライの雑誌社刊(2005)
葛西善蔵と釣りがしたい 堀内正徳=著(『フライの雑誌』編集人)
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フライの雑誌-第101号記念号 第101号はカラー大増ページ&特集が3本立て
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