砂利の運び出しが始まった。 Post:2016/3/32016/3/3 多摩川支流浅川長沼橋付近で行なわれている砂利採取工事について、砂利の運び出し作業が始まった。ダンプカーが何台も我が物顔に川原を走り回っている。そこはわたしのオイカワ釣り場だったところだ。まじ労働意欲なくす。 なんかふつうに抑えきれないくらいに腹立つわけです。 ダンプが列をなしてる地獄絵図。手前は同じく潰された湯殿川。 工事現場の下でなにやら調査している人々を発見。近づいて行って「魚ですか?」と聞いてみたら「いいえ水質です。」とのこと。「シルトでぐちゃぐちゃでしょ。」と言ってみたら苦笑いしておられました。そりゃ笑うしかないさ。 浅川合流点上の湯殿川。オイカワが産卵しカワセミの渡る流れだったが、昨年暮れからの工事でこうなってしまっては三面護岸までもうすぐ。その先は暗きょ化。東京都南多摩西部建設事務所の仕事。 東京都の呼びかけもあり、多摩川の魚道改修、遡上期の堰開放、汲み上げなどの努力で、2015年には何十年ぶりかで上流域八王子市内の湯殿川まで、海から天然アユが大挙遡上した。地元民は大いに喜び、地域の話題になってもいた。でもアユを呼び戻そうと宣伝して税金ぶっこんでる同じ東京都が、今年はしれっとこういうことやってる馬鹿らしさ。 『フライの雑誌』第106号|〈2015年9月12日発行〉|大特集:身近で深いオイカワ/カワムツのフライフィッシング|オイカワとカワムツのフライフィッシングを、大まじめに真っ正面から取り上げました。この特集を読んだあなたは、フライロッドを持ってその辺の川へ、今すぐ釣りに行きたくなるでしょう。新連載 本流の[パワー・ドライ] Power Dry Flyfishing ビッグドライ、ビッグフィッシュ|ニジマスものがたり|釣り場時評79 ダムをつくるとアユはどうなるか 多摩川、球磨川、長良川、小国川とそれぞれのアユ 水口憲哉 バンブーロッド教書 Sante L. Giuliani、永野 竜樹文豪たちの釣旅 大岡 玲目の前にシカの鼻息〈アウトドアエッセイ〉 樋口明雄葛西善蔵と釣りがしたい―こんがらがったセカイで生きるための62の脇道|堀内正徳