第一回[こども釣り教室in秩父フライフィールド]は大成功 Post:2014/4/212014/5/7Update:2014/5/7 昨日の第一回[こども釣り教室in秩父フライフィールド 秩父漁協]から。フライの雑誌77号|特集◎フライフィッシングの教え方でも協力してくれた、本誌ではおなじみの工房ひわたりの樋渡忠一さんがセンセイ役。超スローな状況下だったがまず最初に思い通りにさくっと「釣らせて」魚の生命感を子どもに感じさせる。樋渡さんさすがだ。毛バリを見せて、フライフィッシングのなりたちを説明する。子ども相手に説明するのにも、「フライフィッシングにはいろんな楽しみ方と考え方があるけど、、、」と前置きをつけるのを忘れないのが樋渡センセイのえらいところ。子どもでなくても誰もが舌を巻く樋渡さんのフライボックス。本誌第84号のユスリカ特集で「ユスリカ・マスター」とかいうわけのわからないあだ名をつけられた樋渡さんだが、もちろん他のフライもすごい。いつも秩父フライフィールドで会う近所の子どもが今日もいた。この子は慣れているので「子どもフライ教室」にもかかわらず、ひとりで放置されていた。本人もかんけいなくバンバン釣っていた。足元に注目。フライラインの処理がまだ子ども。このあと引っかかったラインに足をとられて転びそうになった。ふだんはリリースオンリーがルールの釣り場だが、「子ども釣り教室」の今日は、特別に子どもたちが釣った魚は食べていいことになっていた。釣った魚をこういう風にぶら下げるのは、自分が子どものころもよくやった。子どもが食べる分の魚を持ち帰っても、びくともしないくらい魚がたくさん泳いでいる川が理想だとつよく思う。人間が余計なことさえしなければ、本来の自然の川にはそれだけのパワーがあるものだ。これくらいのヤマメが釣れるとウレシい。子どもに釣らせようとして「つい」お父さんが釣っちゃった例。午後からはバーベキュー大会。べつに競争するわけではないのにバーベキューには「大会」とつけたくなるのはなぜか。秩父名物のモツ焼き。たべろたべろ。やはり「大会」でいいみたい。子どもが抱えていたごはんの上にヤマメを乗せた。「ヤマメ丼だ、すげー」。子どもががつがつと食べた後は、骨格標本のようになっていた。午後も釣り。ときどき大きいのがかかって竿がのされる。子どもフライ教室は、第二回以降も開催されるとのこと。くわしくは秩父漁協さんへ。 フライの雑誌77号|特集◎フライフィッシングの教え方 Please Please,FlyFishing|フライフィッシャーマンは優しくて親切で教えたがり。自ら水先案内人をかってでて、私と一緒に愉しみましょう、そこまではいい。けれど愉しむ前にフライをやめちゃった気の毒な方が世の中にあふれているのはなぜ。こんなに奥深いフライフィッシングの魅力を新しい仲間に伝えたいセンセイ役の心構えについて、様々な立場の方に聞きました。