
めんどくさがりなわたしはカマボコの板に#60の紙ヤスリを貼って、ハイ、準備完了。ちなみにカマボコの板を使うのは100号にも出ていたビルダーさんのアドバイス。なるほど。さっそく削っていく。ブランクに対して縦方向ではなく横方向へこまめにヤスリを動かした方がコルクの継ぎ目の角が崩れないかも。
これは100号には書いてなかったけど、リールをセットした状態でフラット化作業する方が垂直線をだしやすいはず、と、不器用なわたしは思います(ただしロッドの上下面に対してリールが完全に垂直についているかどうかチェックすること)。ほんの10分もあればフラット化できます。
削れ具合を見ながら、途中から紙ヤスリを#120、#240と落としていきます。かんたんで誰にでも再現性があってしかも効果が劇的だからレボリューション・アイデア。作業のコツについてもっと言いたいし、言っておいた方がいいことは山ほどあるんですが、そこはそれ、第100号を読んでください。
第100号ではフラット・グリップのオリジネーターである島崎憲司郎さんがカラー16ページのブチ抜きで登場し、自ら作業工程をくわしく解説してくれています。巻頭書き下ろし文章&イラストも寄稿。第100号はまじめにすごく売れているので、いまのうちに確保しておいた方がいいと思いますです。

とまあ、こういう作業とかキャスティング練習とかを、平日の昼間から編集部の前の道路っぱたでやっていると、やさしいご近所の方々がいちいち声をかけてくれます。
「こんにちはー」「はい、こんにちはー」「釣りですかー」「はい、釣りですよー」「いいですねー」「はい、どうもー」。
まるで夏休みの日光湯川のような。

特集2:わたしのベスト・フライパターン2013
渓流・本流用フライ篇
こちらも大好評です。
皆さんのおかげで100号らしい100号ができました。ありがとうございます。
