じゅばばばっ、じゅばっ、じゅばっ

今日も浅川へ。中州の向こうの瀬に、いい型の銀バヤがたまっていることを最近知った。今までは土手をおりてすぐの分流でやっていたが、魚の濃さがまったく違う。中州の向こうの方がずっといい。

一昨日の雨で川は増水していた。いつもは膝下で渡れるはずの手前の瀬の押しが強い。面倒なのでむりやり渡ったら、ニーブーツの上からじゅばばばっと水が侵入してきた。やはり何事も横着はよくないな。

不快きわまりない状態のまま釣りをした。もちろん釣れたさ。秋の太陽が陣馬の山の端に落ちて、コウモリが飛び交いだしたころに、釣りを切り上げた。お腹も減って来たし、もう帰ろう。

当然また復路も、手前の瀬を渡る際に、じゅばばばっ、となった。こんなことなら最初から短パンとキーンのサンダルで濡れてしまえばよかったな、と思いながら、真っ暗になった土手を、じゅばっ、じゅばっと歩いて帰った。