『タナゴ ポケット図鑑』がすばらしい。

これはよい本です。

わたしがあまりに「これいい」と力説したせいで、いまのところ四人のフライフィッシング仲間が『タナゴ ポケット図鑑』を手にしました。とくに「一緒に釣れる魚たち」の章が、元釣りキチ少年たち(いまはオッサンども)の心をくすぐるようです。じつはフライフィッシャーのタナゴ師率は高い。(あと離婚率もね)

単行本毎回じゃなくても、たまにこういう他の追随をぶっちぎる激烈スゴ本を出すところが老舗つり人社さんの底力。『釣りキチ三平』第19章・呪いウキの巻で、異様に美化された若かりし頃の現社長さんが登場しただけのことはある。この『タナゴ ポケット図鑑』、品切れのお店も多いみたい。

わたしは手持ちを遠方の友人にプレゼントしちゃったんで、しゃあない、自分用にもう一冊買いました。なんだか手元においときたくなる本だ。あげなきゃよかった。せこいぞおれ。うー。

タナゴ ポケット図鑑(つり人社刊)