薪ストーブの灰から放射性セシウムが検出された件について
(長野県林務部 3/30)
長野県上田市の業者さんが販売していた「立科産のナラ」を北杜市の薪ストーブで燃やした。その灰を薪ストーブの所有者が測定機関に出して測ってもらったら、1万ベクレル/kg超を検出。ニュースになって大騒ぎ。灰は危険な「放射性物質」として行政が厳重にお持ち帰りになったとか。
長野県林務部の見解。当該の薪は「群馬県嬬恋と上野原で伐採したもので、長野県の薪は安全だ」。
県境で汚染がさえぎられるわけじゃない。風が吹く。雨が降る。人間が運ぶ。鳥は飛ぶ。獣は走る。魚だったら泳いで移動する。県行政の立場は立場でわかるけど、国や県が発信する地域ごとの安全宣言にはたぶんあんまり意味がない。
おなじく規制も意味がない。だって安全の基準値さえころころかわる。
だから対象がレクリエーション(遊びごと)であれば、行政からの規制はいらない。行政は正しい情報だけきめ細やかにだしてくれればよし。
それぞれ考えて遊ぶからさと、最近思うんだけど、こういうことでいいのかどうか、まだよくわからない。