話題の新刊『文豪たちの釣旅』大岡玲著はいよいよ来週発売です。

魚が喰わなくなると本を読みはじめ、一度読み出すと脇で船頭がいくら大物をあげても見向きもしない。読書には船中がもっとも良いと言っていたらしい。… 
岡倉天心〈夢を釣る詩魂〉

なにしろ、大きすぎるのだ、魚が。海にいるサメならいざ知らず、アマゾン河ではなく日本の川にいる魚が二メートル以上にも育つなんて。… 
佐々木栄松〈カムイの輝く光を浴びて〉

今や、すべては小ささにむけて雪崩をうって移行している。そんな中、孤塁を守るのが、実は釣人のホラなのである。… 
尾崎一雄〈大きいことはいいことだ?

以上、話題の新刊『文豪たちの釣旅』大岡玲著から抜粋。

フライの雑誌社渾身の一冊がいよいよ来週発売です。(ご予約特典も実施中

どうぞよろしくお願いします。