先日、小社刊『文豪たちの釣旅』筆者の大岡玲さんが、NHKラジオ第一・ラジオ深夜便に出演しました。本欄でも紹介したその放送を、ストリーミングで聴けます。タイトルは〝ないとエッセー 文豪たちと歩く釣りの旅〟。
登場する文豪と作品は、第一夜開高健と井伏鱒二「山椒魚」、第二夜幸田露伴と幸田文「幻談」、第三夜山本周五郎「青べか物語」、そして第四夜は池波正太郎の「剣客商売」お江戸のおいしい話。ああ、思い出しただけでじゅる。
この情報は『文豪たちの釣旅』の重要な伴走者で、本のあとがきでも謝辞を贈られている福田ナオさんから教えていただきました。12月10日までの限定公開だそうです。お聞き逃しなく。しんしん冷える冬の夜にほっこりしてください。
番組に興味を持った方は、『文豪たちの釣旅』も読んでくださいね。いっそ番組タイトルも〝文豪たちの釣旅〟まんまでいいじゃねぇかと、ふとんの端をきりきり噛んだことを、いま思い出した。NHKさんだからとはいえなあ。
フライの雑誌社・今年の新刊
日本の文豪14人が描いた釣りと旅を大岡玲さんがご案内
『文豪たちの釣旅』(大岡玲著)