タイイングデスク周りを5年ぶりに整とん中

タイイングデスク周りをまるっと5年ぶりに整とん中。

「なんじゃこれ」って感じのハックルやらフェザーやらシンセティックマテリアルやらがどわーっとウルトラスーパーハッチ。買った記憶のまるでないフライフックも数百本単位で出てくる出てくる。いやいやたしかにわたしがこの手で買い集めた者どもなのだが。

バイスに刺さりっぱなしのトリムボックスの地層の底から、タイイングシザース3本、ボビン4個、フタのないかちかちに固まったヘッドセメントの空き瓶がゴロリンと出てきた今、早くも心が折れかけています。

そういえばむかし「隣人のタイイングデスク/世代別タイイングスペース事情」って企画もやったなあと、かるく現実逃避したい感じ。

トリムボックスの地層に埋もれていた人たち(の一部)。もうずっとフィルム使ってないから、このダーマートーはいったい何年選手なんだろう。考古学がはじまりそう。

71号「釣り人の明るい家族計画」より。このひげ面は98号の「高原町通信」が好評の牧浩之さん。宮崎へ移住していった。
これも71号から。カブラー斉藤氏のタイイングデスク、っていうより「コタツ」っていうか「部屋」。衝撃的だった。じつはこれ14年前の写真。カブラー氏は今もこの部屋に棲んでいる。掃除したという話はついぞ聞いたことがない。おそろしくていまはぜったい遊びに行けない。