来年出版する新しい単行本〈The Cracker Barrel=バンブーロッド教書〉の翻訳初稿テキスト前半部分が届いた。
これすばらしく面白い本だ。濃ゆい中身はもとより、本全体にただようスタイリッシュなバタ臭さにやられ気味です。翻訳ものであるが故の〝本場モノ感覚〟だが、こういう洗練を、日本のフライフィッシング出版はいまだもって作れてこなかった気がする。
CFに外タレ使うような古典的手法がフライフィッシング界ではまだ通用するらしい。いかにグローバル時代であっても出自からはまぬがれようがない。フライフィッシングが舶来文化であることの再認識に、むしろ新鮮さを覚える。
いずれにせよ楽しくなってきました。