山梨県忍野村のニジマスから7.6ベクレル/kg検出。

山梨県忍野村のニジマスから7.6ベクレル/kg検出(厚労省発表2/15)。山梨県の資料には掲載されていないので気づかなかった。

7.6ベクレルもと読むか、7.6ベクレルだけと見るかは人それぞれ。ただし福島第一原発事故発生以前と以降では、国の基準がまったく変えられていることを忘れない。

1954年3月1日、南太平洋ビキニ環礁におけるアメリカの水爆実験で汚染され、日本で水揚げされた水爆マグロは、日本じゅうが大騒ぎの末、おおむね10〜90ベクレル/kgで廃棄された。

ちなみに同1954年11月3日に初公開されたのが、大東宝の映画「ゴジラ」。

劇中では、志村喬ふんする古生物学者が、ゴジラがビキニの水爆実験由来で目覚めたと国会で報告する。それを聞いた国会議員が、世界各国と日本国民に無用の混乱をもたらすとして、情報を隠ぺいしようとする。(菅井きん議員が反発して大乱闘へ)

この既視感。

「ゴジラ」は60年先の日本を見越していた。というより、もっと恥知らずなことを、平成の日本の国会がやってる。

なんでここでファースト「ゴジラ」を持ち出したかというと、わたし昨夜DVDで見たんですね。

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【再掲】全文無料公開
〈放射能汚染時代の魚の選び方 基準値「500ベクレル/㎏」を疑え!〉 水口憲哉

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『淡水魚の放射能―川と湖の魚たちにいま何が起きているのか』(水口憲哉著)
『淡水魚の放射能―川と湖の魚たちにいま何が起きているのか』(水口憲哉著)