ご立派な朝日新聞さまによる、頭のわるい記事。
河口湖ではワカサギを放流し、魚種転換にも取り組んできた。全国ブラックバス防除市民ネットワークの事務局長で、元環境省自然環境局長の小林光さんは「バスの経済効果に頼る地元がバスから脱却できるように、国や県がもっと促すべきだった」と指摘。「県は『例外を認めた国のせいだ』、国は『漁業権を認めたのは県』と言い、問題を放置している」と話す。
細谷和海・近畿大教授(魚類学)は「海外では、外来種問題への関心の高さで文化の成熟度が分かるとさえ言われる。世界遺産の足元で生態系の破壊を容認する県に、富士山の魅力を語る資格はない。」
わたしは河口湖町に本籍があるが、あなたに富士山の魅力を語ってほしくない。世界遺産だろうがそうでなかろうが、富士山は富士山だし。
「地元観光業者の間にも『河口湖も世界遺産。外来種でなく、自然保護を第一に』との声がある。」という記事の締めもひどい。
|ブラックバス放流免許、承認へ 山梨県、外来魚批判の中 – 朝日新聞
さらに、ブラックバス排斥論者のお里が知れる事実。
※全国ブラックバス防除市民ネットワークは(独)環境再生保全機構 地球環境基金の助成を受けています
(独)環境再生保全機構
■主務大臣、主務省
(1)役職員及び財務・会計等に係る管理業務 環境大臣
(2)民間団体による環境保全活動の支援業務及びこれらに附帯する業務 農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣及び環境大臣
(3)(2)の業務以外の業務 環境大臣
上記記事中の発言者「小林光さん」の肩書きへ、わざわざ元環境省自然環境局長とつけるとは、朝日新聞は官民連係でのブラックバス叩き利権の後押しをしているとしか思えない。ブラックバス問題に関する朝日新聞の不見識には呆れる。