25日毎日新聞

21日付け毎日新聞「論点」<ブラックバス規制を考える>について、いわゆるバス問題における毎日新聞社の報道姿勢について、フライの雑誌社から21日に意見と質問を送りましたが、今日現在でまだ返答はありません。で、25日の朝刊に出たのはこんな記事です。

特定外来生物:オオクチバス選定 河口湖など「バス放流の特例措置を」

バス釣りの盛んな河口湖のある富士河口湖町で24日、町や漁協、商工会などが対策を協議した。同省がリストについて国民の意見を聞く「パブリックコメント」(3月2日締め切り)で、河口湖などでバスの放流などを許可する特例措置を訴えていくことを決めた。 会議では、「河口湖ではここ数年ワカサギが豊漁で、バスと在来種の共存はできている」「バス釣りの経済効果は年間40億円との試算もあり、地域の中核産業となっている」などと選定に反対の意見が出た。小佐野常夫町長は「『河口湖では放流などを特別に認めても良いのではないか』といった特例措置の流れが出てきたら、その条件を早期に確認する必要がある」と国の動きを注視していく考えを示した。

小誌第56号で河口湖漁協組合長へインタビューした時と比べての、バスに対する河口湖町の変節ぶりはおいておくとしても、こういった記事を書くか書かないかこそが、報道の恣意性というものなのだろうなと実感しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000111-mailo-l19