ああ、ボイジャー。

小学生のころ、少年科学雑誌で見たこの絵柄に大興奮した。わたしがこんなヘンタイ釣りおやじのど中年になってしまうまでの36年間も、ボイジャーは宇宙をずっとかわらず飛んでいたのだった。ボイジャー、ああ、ボイジャー。
小学生のころ、少年科学雑誌で見たこの絵柄に大興奮した。わたしがヘンタイ釣りおやじのど中年になってしまうまでの36年間も、ボイジャーはこんなわけのわからない妙な絵を運んで、黙々と宇宙を飛んでいたのだった。ボイジャー、ああ、ボイジャー。

と、遠い目になって勝手に感動していたら、おともだちが「それ、パイオニア10号の間違いじゃね?」と教えてくれた。ああ、ボイジャー。おまえはどんなんだよ?