自分のおかんを発見したときのような

サンスイ新宿店さんが、『フライの雑誌』第100号を再追加してくれた。ありがたい。その他に単行本もいくつか注文してくださった。今日荷造りして発送する。うちは編集がなんでもやります。

サンスイ新宿店さんは、『葛西善蔵と釣りがしたい』も再追加してくださった。これはちょっとよくないことなのだが、『葛西善蔵と釣りがしたい』の注文をお店からお受けするとき、「ありがとうございます」と言いながら、わたしはぶっと吹いてしまうことがたびたびある。

今日も吹いてしまった。なぜだかよくわからない。うーん。もちろんよくないことだと分かっているのだが、なぜか吹いてしまう。

たとえていえばはるかむかし、小学生のときのなにかの発表会で、わたしのそれほど上手ではない発表が終わったとき、教室の後ろでこっちをまっすぐ見ながら大拍手している、自分のおかんを発見したときのような感じに似ている。

『葛西善蔵と釣りがしたい』 堀内正徳著
『葛西善蔵と釣りがしたい』 堀内正徳著