おっさん通信 2013年10月号

「おっさんがんばるから」通信 2013年9月号からのつづき

「和竿」は【わさお】あるいは濁って【わざお】と読んでほしくて、単独で【わかん】と読まれると、ちょっとドキッとします。「なんとかわかん」ならまだ。

現在公開可能な情報:あしたの釣りのために蟻を6匹、いも虫を3匹、カメムシを3匹作ったなや。

「おいおい、マスはそんなにたくさんの毛バリを知らないじゃろうて」(七平じいさん)

居間で「火垂るの墓」のDVDを見始めた人たちがいるのでわたしは逃げ出した。

近所の子どもがテレビの政治家を見て「あの胸の赤い羽根はなに」というので、「あれはだな、自分は恵まれない人に施しをやったんだぞ、えらいだろ、という自己主張だ。いくらボキンしたか知らんし、ボキンするのは自由だが、黙ってやれとおれは思う。」と説明したら、近所の子どものママに怒られました。

『バンブーロッド教書』の編集が急速にうまく走り出している。ここは竹竿の神様が操るフライラインに身を任せる。

昨日深夜カブラー斉藤(あえて呼び捨て)から電話。いま北海道だとのこと。今季のサケ釣りの調子、有望そうなポイント、釣り方など小一時間話した。わたしが連絡くださいと頼んでいるのを1ヶ月以上も無視していることについて、カブラーはひと言も触れなかった。こっちもそれに気づいたのは、電話を切ってからだった。…くっ。

「放射能汚染の前では、キャッチ・アンド・リリースも生物多様性も、河川環境の保全もヘッタクレもない。あまりにもきびしく、後戻りができない現実を前に無力感におそわれる。…しかし、だ。釣り人は本当に無力だろうか。」と2013年8月にぼくは書いた。いずれ本誌に載せます。

前を歩いていたおじいさんを自転車で追い越したら、駐輪場から駅までの100mで追いつかれ、並ぶことも許されず抜き去られた。必死にすがりつくもおじいさんのピッとした背中はあっという間にはるか彼方だ。ぼくはもちろんすぐに諦めたさ。若さってなんだ。

作りたいものは作りたい。おカネ絡みは建設費超過→不採算→公共事業会社破綻やばい→税金投入のお決まりコースが見え見え。そもそもおれらに国鉄返せとおれは言いたい。リニア関係ないけど、『フライの雑誌』次号の取材で一昨日、昨日と一泊で長野県飯田市へ行ってきた。きれいな町だったなぁ。山も川も人も。

マンガ原作者が役者を絶賛してる実写化映画はみな駄作、の法則が今回も適用されないことを祈る|能年玲奈、『ホットロード』主演

バスバッシングの時に「ぼくはバス釣りが大好きです」と言って釣り業界の一部にまつり上げられた民主党の二世議員は一等先に泥舟から逃げ出して、大阪で茶坊主と慎太郎の靴を舐めた。でも今は頭を抱えてるだろう。「こっちも泥舟だったか」と。

伊豆大島をえらそうに視察しているテレビの中の閣下に向けて「お前が埋まれ」と口の中でもごもご言った。

知り合いの知り合いの配偶者さんが身長2メートルあると聞いてから、わたしの頭のなかが2メートルでいっぱいだったのだが、よくよく聞いたら2メートルのひとのお兄さんも2メートルで、その息子さんも2メートルなのだそうだ。3人重ねたら6メートル。今夜は眠れない。

サムライTVで「インディーのお仕事」見てたら学芸会並と言ったら学芸会に失礼なほどひどい〝プロレス〟があって、さすがにこれは、と目を伏せてテレビ消した。

ゆうべは3メートルくらいのターポンを近所のあさ川でフライで釣っている夢を見た。京王線を背景にばんばんジャンプするターポンを右へ左へ冷静沈着にかわす俺、というあり得ないシーンの連続だった。

朝からNHKで小田扉先生の顔モザイクなお姿を見られてお声も聞けてラッキーだ。予想通り飄々としてめんどくさそうな感じなのも素晴らしかった。

「笑っていいとも」来年3月終了。わたしが生まれる前からやってるんだものなあ。おつかれさまでした。

超大型巨人な印刷会社さんから営業電話。おもわず「あなたの会社は最近ほんの小さな仕事にまで営業かけてるみたいですね。中小の印刷会社さんはすごく困ってますよ」と説教してしまった。さすがに大きなお世話だろ。

マー君はすごいが里田まいのすごさはそんなもんじゃないぞ。

飼ってるヒメダカが増えたんで放せる場所を教えてくださいという子どもの投書を美談ぶって載せる生物多様性大好きな朝日新聞の不整合には呆れる。しかししょせん朝日の蒙昧にここぞとばかりに食いついて、野生メダカの危機だ〜、放流は自然破壊だ〜、と騒ぐ人々にはもちろん加担しない。

「ハロウィンはお盆そのもの」がすっかり定着した感ある。キュウリとなすの馬の代わりにカボチャのお化け。

お友だちはザリだのバスだのニジマスだの、生まれた時から外来種まみれの私の人生です。コメ食うし。

わたしは自分のことバカだと思ってるけど竹田恒泰氏ほどひどくないと断乎主張する。じっちゃんの名にかけて。[厨二の主張]

わたしは自分のことうんこだと思ってるけど竹田恒泰氏ほどうんこじゃないと断乎主張する。じっちゃんの名にかけて。[厨二の主張]

「俺が今まで生き残ってこられたのは…臆病だったからだ」 (ゴルゴ13)。というわけで仕事用のMacにはOSX10.9はまだまだまだまだ入れないんだからね。

ゆうべ浅川でプロレスラーのMIKAMI選手とフライフィッシングでカマス釣り競争してる夢を見た。わたしの頭おかしい。

いま先生から電話がかかってきて、自宅のファクスの調子がおかしいからテストでなにか送ってみてくださいと。せっかくなので「うちの池の水はやはり濡れます」とエンピツで走り書きしたファクスを送ったら、先方へうまく届いたのはいいのだが、先生から折り返し電話で「これ、字が間違っていますよ」と。ばかですいません。漏れます。

それはそうと、先生がご自宅のお庭に置いた水槽で飼っているクサガメが、先の台風で水槽の水があふれた一瞬を狙って2匹とも逃げ出したお話などうかがって、たいへん楽しうございました。フナと金魚は水槽に残っていたそうな。わたしがご自宅へ遊びに伺ったときよりもずっと大きく育ったとか。クサガメは今どこに。

何かを食べる食べないは個人の根源的な自由。食べるにせよ食べないにせよ、他人様にアピールしたり強要せずそれぞれ自由に食べたり食べなかったりすればよいと私は思う。いわんや国家権力においてをや。

秋はキノコと魚と木の実がおいしい季節です(2012/10/11

再確認。キノコ(とくに野生)、ベリー(柑橘類も)、ナッツ(栗とかギンナンも)、野生獣肉、魚食魚、淡水魚で、汚染数値が高い。

自ら作り出した腐海の畔に生きる者の定めでしょう。

星野も三木谷もきらいだが里田まいの旦那は応援します。

今ごろ「じぇじぇ」とか「倍返しだ」とか言うおっさんが痛々しい。しかも見てないくせに。

地元自治体の学校給食放射性物質検査は検出下限値<25ベクレル/kgだからオールスルーで当然。そういうこと色々分かっている上でふつうに給食食べさせている親です。「給食は残さず食べろ、牛乳も余っているなら飲め。」と。小学校の給食は美味しいで評判です。 ↓ 星野と三木谷はきらいだが今日の試合はよかった。里田まいの旦那には土曜日の仙台でぜひ勝って胴上げされてほしい。則本と里田まいの旦那、やはりくりそつ。里田まいが間違えちゃうんじゃないかとか、そういうことは言わない。 ↓ メロリンQと一緒にしたら田中正造が屁ぇして寝ちゃう。 ↓ 山本アナクロ@メロリンQ太郎 別名ただのバカ。 ↓ 問題は政治利用かどうかじゃなくてそのもっとずっと手前の、だれかヤツにあいうえお教えてやってくださいてこと。 ↓ せっかく野球観て気分よかったのにメロリンのニュースを知ったせいでおしゃか。でもおっさん夜の部の仕事がんばる。 ↓ 「おっさんがんばるから」通信 改め、ただの 「おっさん通信」 2013年10月号 完 ↓ 「おっさん」通信 2013年11月号 へつづく ・・・ [caption id="attachment_23603" align="alignleft" width="250"]たこはたこつぼが好きですが、じゆうに泳げるひろい海にもあこがれます。|『葛西善蔵と釣りがしたい』 すこし頭のゆるい人が書いた本です。|『葛西善蔵と釣りがしたい』(堀内正徳)[/caption]