『フライの雑誌』第84号の内容(一部)をご紹介します。

今さら言うまでもなく、ユスリカの釣りはたのしい。ユスリカは小さい。ユスリカへのライズはむずかしい。小さければ小さいほど、ややこしければややこしいほど、よい。
だってフライマンはマゾだから。
各地の腕利きフライマンたちに、 ユスリカへの屈折した愛を熱く語ってもらった。「この世でもっとも面白い釣りはユスリカである」とだれかが言った。
ああ、小さい。ああ、たのしい。

008 特集◯ユスリカへ愛をこめて
グラビア ユスリカのある風景
東北ユスリカの釣り、その魅力 渋谷直人
やっぱり面白い、長良川のユスリカ・フィッシング 杉浦雄三
最終兵器は、ユスリカ・ニンフ 渡辺貴哉
ユスリカで釣ったビッグレインボウ 後藤司右一
ユスリカはなぜスレづらいのか 樋渡忠一
研究者が愛したユスリカ 平林公男/芦ノ湖のユスリカの釣りはどこへ行った。 栗本和彦
ユスリカ向き・ミッジ用インジケーター開発記 久野康弘
アメリカ・ユスリカの釣り・メモアール 佐藤政人

フライマンに最もなじみぶかく、こにくらしくも愛おしい、あの虫の特集です。