おっさん通信 2月号

[おっさん通信 2014年1月号]から続く

「お世話になっております。進捗状況を教えてください。 間に合わないようならページを削ります。」 1ヶ月以上音信不通の寄稿者相手にはこんなんじゃぜんぜん甘すぎる。

ヒール街道まっしぐらなNHK会長ですが、本日のベストショットはこれ。といっても、ここでもやっぱりいい味だしてる会長じゃなくて、背後霊のおじさんの方。だれだこれ。どうしようもないクソ会長を守るべく、おじさんをここまで駆り立てるものはなんなのだろう。背後霊もいいけど、自分の人生のんびり楽しもうぜ。

ピーター・バラカン氏への言論弾圧の件、会長の仕業だったか。〈複数の放送局〉の他はどこか。|東京新聞:FM番組でも「脱原発」回避要請 NHK会長、参院委で発言

「朝までに送る予定。眠くて効率悪いのでちょっと寝てからやります。」 ←こういうのは晒していい。いや晒すべきだと自主判断。

魚の分類でもっとも身近でしちめんどくさい領域へ知らぬ間に突っ込んじゃって、軌道修正するのもたいへん。|森消費者相「サケ弁でも問題なし」

サーモントラウト弁なのかサケ弁なのかニジマス弁なのかカラフトマス弁なのか。実態を知らない素人と役人とマスコミが騒いで事をややこしくする典型例。誰が作曲してたっていいじゃんかと。あれ、話が違う?

「〝全聾のベートーベン〟、あいつはもとから怪しいと思ってたんだ」。←こういう方がウンカのごとく湧いて出てきてますが、どんなゴーストより偽装よりも恥ずかしい物言いだと思うぞ。だったら最初っから大きな声で言ってればよかったじゃん、ってこった。

わたしの死に票はやっぱり死に票だったか都知事選。フライ巻こう。
いや、締め切りすぎてるから仕事しよう。

「山梨を100年に一度の雪害から守るためにリニアが必要だ」「そうそう」「原発ないから物流止まった」「そうそう」「リニアと原発で金メダルも倍増だ」「がんばれニッポン!」。言い出しかねないな。

ノア仲田龍リングアナ、心筋梗塞で死去。51歳。馬場さんが亡くなったときのテレビ特番での涙を堪えた絞り出すようなラストコールを思い出した。馬場さん亡き後のプロレス界では毀誉褒貶入り混じる特異な才人だった。馬場も鶴田も橋本も三沢もゴディもウイリアムスもガチドラもいなくなった。今夜の仕事のBGMはスパルタンXだ。


半徹明けでiPhone見当たらずさんざん探してicloud経由でサウンド鳴らして再会。見つかるまで気になって気になって午前中完全ロスト。あんなもんにどれだけ依存しているんか。やだやだ。でも見つかってよかった。 ほっ(*´∇`*;△

「日本人として誇りを持ってがんばる」とか選手が口にするとげんなりする。年々そういうナイーブな選手が増えているように思う。あとそのうち水泳の鈴木大地は自民党からでるだろう。

「フリーではやってくれるのは分かっていた。私はヨナちゃん派だが。」

森元総理の場合は、たまたま地雷を踏んだだけというより、自分で念入りに敷き詰めた地雷原へわざわざ腹から飛び込んでみせる自殺芸。ほらドカン。またまたドカン。でも死なないところが芸。

わたしはもう一生大ブタヤサイマシマシアブラマシマシカラメニンニクなど食らうことはないのだろうなあと朝日を仰ぐ。

明けない修羅場はないと先生は言った。

林葉直子なあ。

ビットコイン崩壊そら見たことかと叩く人と、偽ベートーベンやっぱりね、と後だしジャンケンしたがる人のメンタリティは同じ。区分としては生ゴミ保守おやじ。林真理子芸とも言う。

代筆だったらこの雰囲気はでない。稀有な書き手だ。

喫茶店に帽子忘れたりもするけれど、わたしは元気です。

地下鉄のエスカレーター降りてたら、前にいた若者が傍らの女子とふつうにチューした。東京を世界一の都市に。

地下鉄に乗っても乗っても通りすぎたり手前だったりで全然目的駅に着けなかったりもするけれど、わたしは元気です。はやくおうちにかえりたい。

倒れて寝てたらテレビから、集団的自衛権の行使を‥とか閣議決定で憲法解釈の変更を‥とかやっててどこの国の悪夢だよと思ったらわたしの国の現実だった。寝よう。

おっさん通信 3月号 につづく

葛西善蔵と釣りがしたい 堀内正徳=著(『フライの雑誌』編集人)
葛西善蔵と釣りがしたい
堀内正徳=著(『フライの雑誌』編集人)