こちらから何回連絡してもずっと音信不通だったカブラー斉藤こと、東池袋の斉藤良文さんから、昨夜遅く(というより今朝)、ひと月以上ぶりにメールが届いた。
メールのなかみは、締め切りをとうにすぎた『フライの雑誌』次号用の原稿だ。読んでみるといつものようにたいへん面白いが、文字数がお願いしていた2倍ある。
2倍だ。
もちろんすぐに電話したが出るはずもない。そしてぼくは途方に暮れる。
こんなこと20年も繰り返しているわたしも、人としていかがなものかとは思う。
カブラーより長生きするのが当面の目標だ。
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