関東もいよいよ渓流解禁。フライフィッシャーの皆さんは腰が落ち着かないかもしれません。今年の3.1は土曜日ですし。心躍る今日この頃、西東京地区におけるヘンタイ桂師(※)の巣窟、上州屋八王子店さんが、小社刊行の古典的名著『水生昆虫アルバム』(島崎憲司郎著・写真・イラスト)を改めて紹介してくださいました。
1997年に初版が発行されて以来、常にフライフィッシャーに愛読され続けているバイブル的存在の水生昆虫アルバム。現在でもその内容に対する注目度や充実度は高く、私もタイイングしながら頻繁に開いては参考にしたり、再確認したり、そして新発見の日々なのであります。
渓流解禁目前(すでに解禁している地方もありますが…)、ソワソワ・ワクワクしてきた方も多いのではないでしょうか?? そんなタイミングであらためてこのバイブルを紹介させていただきます!!
島崎憲司郎オリジナルの「BFコード」、タイイングの想像力を加速させる「エクステンション・ボード」についてもばっちり解説してくださっています。沸点通り越した熱くて深い『水生昆虫アルバム』のレビューです。
ご覧の通り、シマケンさんのブースには常に大勢のお客様が集まっておられました!! いやぁ~、私個人的にもシマケンさんのタイイングは見られるは、フラットグリップやシマケンコイルのお話は聞けるは、かなりアブナイ(笑)トークは聞けるはで、非っ常ぉ~に楽しい一日となりました♪
先日の「Fly Fishing Fan Meeting 2014 」での島崎憲司郎さんのタイイングデモの様子もたくさんの写真で紹介しています。ぜひリンク先上州屋八王子店さんのウェブサイトでご覧ください。
上州屋八王子店さんには『新装版 水生昆虫アルバム』を自由に手にとれる見本も置いてあります。気になっている方はぜひどうぞ。濃ゆいレビューがとてもありがたかったので、上州屋八王子店さんへフライの雑誌社からご購入者向けのちょっとしたオリジナル記念品を納品しました。今週末には届きます。お店の方にお尋ねください。
『フライの雑誌』次号第101号でも、島崎憲司郎さんにご登場いただきます。巻頭カラーの5ページぶち抜きで最新シマザキ・シンプルフライズの数々をご紹介します。
こちらも断然ご期待ください。
※ヘンタイ桂師【hentai katsura-shi living legend】: 山梨県桂川での素晴らしく賢い尺ヤマメを狙う、あまりにも独特なフライフィッシングにはまって抜け出せなくなったご機嫌な人々のこと。本誌連載「パニック・ライズ」(松井真二)でその生態が明らかにされた。次号第101号に連載第10回目を掲載。