2014年4月22日、『フライの雑誌』次号第102号の特集〝シマザキフライズ(仮題)〟の下準備のために、島崎憲司郎さんの「シマザキデザイン・インセクトラウトスタジオ」(群馬県桐生市)へ伺ってきた。
島崎憲司郎は常人の10倍速で生きている。だからインセクトラウトスタジオにたとえば過去20年分の仕事があるとして、それは普通のひとが必死になって積み重ねた200年分の質量がある。しかも10倍速で現在進行形である。
さらにここが肝心なところだが、島崎憲司郎の仕事は他のだれの物まねでもない。完全なシマザキ・オリジナルだ。まったく希有な才能なのである(もちろんご本人の99%の努力も含めて)。島崎憲司郎の興味が、フライフィッシングというわたしたちが愛している小さな島のなかに向いていて、本当によかった。
わたしたちと同時代を生きている島崎憲司郎のいまを、現代の読者と後世の人々に伝えるのが、『フライの雑誌』に与えられた幸運な役割だ。アタマの基礎体力がちがいすぎるのはしかたないとして、編集部はできうるかぎりの努力をします。
『フライの雑誌』次号第102号の特集〝シマザキフライズ(仮題)〟はすごいことになりそうです。どうぞお楽しみに。7月上旬発行(予定)です。
島崎憲司郎さんの単行本企画を水面下で進めています。昨日の桐生行きはそのための打ち合わせも兼ねていました。
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指痛日記2008-2010

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text&photo by Kenshiro Shimazaki

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永野竜樹 =訳 フライの雑誌社 =編