誌面と本欄で何回も自慢している通り、わたくしは昨シーズン、今シーズンとマシュマロ・パターンでいい思いをしている。
第98号の取材の時、マシュマロ・パターンの生みの親、島崎憲司郎さんがマシュマロのバリエーションを説明してくれながら、「とにかくマシュマロがついてれば効くみたい。」と冗談っぽくぽろっと口にしたのを、わたしは聞き逃さなかった。
その言葉を信じたわたしは、今日もいつものように〝とりあえずマシュマロが着いてる〟のを巻いた。慣れればこんなにかんたんに巻ける〝釣れるフライ〟もめずらしい。そしてマシュマロならやはりエアロドライウィングの#07 ダークダンだと思う。
こういうフライをタイイングして、君はなにを釣ろうというんだね。
もちろん巨大ニジマス、2尺ヤマメ、ならびに左膳イワナに決まっているじゃないですか。