ユスリカはなぜ殺されるのか

東京新聞4月2日朝刊25面より「花見客を蚊から守れ」

花見シーズンの到来を前に、上野公園の不忍池で蚊柱を作るユスリカを退治しようと「不忍池をきれいにする会」が二日、メダカ一万匹を同池に放流する。〜同会代表の清水さんは公園内で飲食店を経営しており、二十年以上前から春先にメダカの放流を続けている。上野公園は桜の名所。ユスリカの大量発生で花見客から「目に虫が入る」などの苦情が殺到したためだ。〜「私が高校生くらいのころ、地下鉄千代田線の工事があって、その影響で池が干上がった。」ユスリカが大量発生するようになったのもその後だという。五年前から池ではブラックバスが繁殖してメダカは一年もたたずに全滅するように。〜「まずはブラックバスを駆除してもらい、メダカが繁殖できる昔のきれいな池に戻ってほしいんだが」と清水さんは本音を漏らした。

ヒメダカあたりの大量放流よりは蚊柱の方がよっぽど自然だと思います。強引な<本音>もよく分かりません。不忍池のウは放流アユを食うそうで、近郊の内水面漁協の目の敵になっています。ユスリカのいない不忍池とかけて、都の迷惑条例施行以降の客引きのいない歌舞伎町ととく。その心は、きれいすぎてコワイコワイ。お粗末。すいません。

One comment on “ユスリカはなぜ殺されるのか

  1. もはや笑いを誘うレベル

    仙川日記にこんなことが書いてあった。
    もう、思わず吹き出してしまいました。
    「ブラックバスがメダカを食う」の岩魚先生の偉業に感心するばかりであります。

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