第104号の読者カードより その8

第104号の読者カード、2通を紹介。

『フライの雑誌』104号で面白かった記事を3つ

1. 牧さんの記事2つ
(フライ職人のひとりごと10 銃で獲るカモ類・高原町通信7
 ひとりじゃない。/牧浩之)
2. カブトガニ・チェストパックとか
(カブラー斎藤/人生にタックル46 なんでもつくってみよう篇)
3. 周囲100キロ四方は無人の荒野
(ウッディ小林/現代アラスカ・フライフィッシング事情2)

誌面へのご意見
・九州のクマに遭いたくて(山﨑晃司氏)もおもしろく、いましろたかし氏の「生きてきれいな所で遊びたい」はうなずきながら、楽しくも考えさせられる記事でした。失礼ながら少々間抜けないましろ氏のイラストもいい味を加えています。
・四釜裕子さんの「川向う」を読み始めた時に藤牧義夫のことを考えていたら、本当に藤牧義夫の話になっておどろきました。
・表紙の次に水口さんの記事を持ってこられたのはしてやられたという感じです。
・カブラー斎藤さんのバックの出来は本当に素晴らしいと思いました。

(東京都/40代男性)

記事の掲載順番については、毎号何かしらのサプライズを仕込むよう心がけています。「してやられた」のご感想、まことにありがとうございます。

『フライの雑誌』104号で面白かった記事を3つ

1. 大マグロを釣る! (SKE48 加藤るみ/特集◎1 これが釣り師の生きる道)
2. 環境DNAって何だろう 見えない魚が見えてくる?(釣り場時評77/水口憲哉)
3. ひとりじゃない。(高原町通信7/牧浩之)

加藤るみさんのファンを長くしてると、彼女にとって「釣り」が本当に体の一部なんだなー、って思うことが度々あります。「釣り」は趣味の一線を越えて、人としての生き方にも繋がるんだと。加藤るみちゃんの釣行記を読んでみたいです。

(愛知県/30代男性)

アイドルと大マグロから職業猟師の毎日、耳慣れない環境DNAの紹介まで、振れ幅大きいですが、喜んでいただけてありがたいです。

今はネット経由で同趣味人がダイレクトに交流できる時代です。となれば趣味の商業誌は、一本スジだけ通しておけば振れ幅は思いきりぶっ飛んだ方が、興味の広がりと意外性が生まれて面白いとおもうんですよね。というより、振れ幅のぶっ飛びを提供できない商業誌に未来はないでしょう。

今号では宮崎県の猟師の牧浩之さんと、山﨑晃司さんの九州グマの記事が人気です。お二人は世代も経歴も異なり、面識もまったくありません。でも読者にはお分かりのように、二人はたまたま第104号の同じ誌面上において、九州つながりで結ばれたかたちになりました。

記事の魅力はもちろんですが、そんな意外性の相乗効果もあって、読者の皆さまに面白がっていただけたのかなとおもっています。

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『フライの雑誌』第104号特集◎1 これが釣り師の生きる道 本誌名物、各界で活躍中の個性派釣り師による珠玉のエッセイ大特集。
『フライの雑誌』第104号特集◎1 これが釣り師の生きる道 本誌名物、各界で活躍中の個性派釣り師による珠玉のエッセイ大特集。