ダムができてもアユを放流するから大丈夫と漁協が言うのは、天然アユを自分の代で絶滅させますと言ってるのと同じ。何十万年も続いてきた地元の川魚の歴史を、「苦渋の選択」と言いつつカネをもらって自らの手で断ち切る漁業者とは何なのだろう。山形県小国川漁協さんのことだけど。そんな川を殺す漁業者の集まりを税金で応援してるのが山形県。ほんとしょうもない。
…最上、舟形両町と小国川漁協、県に加え、両町で地域振興に取り組む農林業や観光関係など25団体で組織、県最上総合支庁に事務局を置く。総会では設置要綱を了承、役員を選出した後、本年度から10年間にわたる流域の振興計画を原案通り決定し、本年度の事業計画も決めた。
振興計画では流域の将来像として▽治水や治山で自然と共存▽清流を守り、育て、活(い)かす▽川を知り、川に親しむ▽地元ブランドで活性化▽おもてなしの心で癒やす-の5項目を設定、それぞれに具体的な数値目標も盛り込んだ。
計画に関連して、委員からは「最上町内に第2中間育成場を」「釣り客向けに仮設トイレがほしい」「川沿いに遊歩道を整備しては」といった意見、要望も出され、今後検討していくことになった。…
「釣り客向けに仮設トイレがほしい」?
ダムができた小国川へ釣り人は行かないから大丈夫。
ダムもトイレも遊歩道もいらない。
この季節は各地の川で天然アユの遡上がニュースになるわけだが、ダムをつくって天然アユを絶滅させるけど、養殖ものをたくさん放流するから釣りに来てね、と胸を張る山形県小国川のアユ釣りなんか、釣り雑誌や釣りテレビや釣り新聞は今後一切取り上げないだろうね。