鴨長明とフライフィッシングをしてみたい。

現代版鴨長明が増えると、釣りはどうなるか。静謐なヘラ釣りやタナゴ釣り等、和風の渋い釣りが好まれるだろうか。

釣具界」2015年8月5日号から。

「釣具界」さんのコラムは面白い。さいきんのヘラ餌はとんでもなく種類が多いし、タナゴ釣りはお道具に凝るのが定番だし。いろいろ考えさせられた。

ミニマリズム(と呼ぶのがふさわしいのかどうか)とフライフィッシングは、意外と相性がいいかもしれない。いや、まじで。

すべて世のありにくきこと、わが身とすみかとの、はかなくあだなるさまかくのごとし。いはんや所により、身のほどにしたがひて、心をなやますこと、あげてかぞふべからず。(方丈記)

いろいろうまくいかなくて都を離れた鴨長明は、枯淡の境地に達しているようで、なおわりと都の様子が気になって仕方ない。鴨長明はどんな釣りをしだろう。バス・トーナメントとかはやらなさそう。フライフィッシングなんかどうすか。

関係ないけど、アメリカのバストーナメントに出場して初めて優勝した日本人は、たぶん鮎川魚紳さん。1981年に優勝してる。

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