「マテリアルにシカの毛欲しい」から猟師へ。西日本新聞さん書評

九州ブロック紙、西日本新聞さんが『山と河が僕の仕事場』を書評欄にとりあげてくださいました

…移住早々、渓流でのフライフィッシングと毛鉤製作ざんまいの生活を始めたら、その活動は、いつの間にか毛鉤材料である獣毛と鳥の羽根の確保や食料調達のためのシカやイノシシ、カモなどの狩猟に拡大。

知らず知らずに「釣りと狩りを仕事とする人」になっていった顛末(てんまつ)が明るく描かれている。

 ヤマメ釣りやフライに関する話も魅力的だが、筆者と地元の狩猟名人たちとの交流も楽しく、山と河と人がつながる暮らしの幸福感が伝わってくる。

=2015/12/13付 西日本新聞朝刊=

ご高評ありがとうございます。牧さんもたいへん喜んでいます。

今日、電話で牧さんと話していて、「本当に最初はマテリアルにこのシカの毛欲しい、っていうよこしまな気持ちでしたからねえ。」と言うので、「そもそも釣りしたいから宮崎へ移住したんでしょう?」と突っ込んだら、「あっはっはっ! そうですそうです! よこしまきわまりないですよ〜!!」と。

牧さんの底抜けの明るさがぞんぶんにこの本へ反映されています。だから読んでいる方の気持ちもパーッと明るくなります。

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