『フライの雑誌』第107号を音羽の東京印書館さんで校了作業。1ページ漏れアリ。翌日持ち越し。
音羽から銀座、銀座から武蔵境駅にある横田さんの新しいお店へ。開店お祝いのお花を花屋さんに作ってもらいながら、武蔵境駅前の再開発後の変わりようをテーマに、花屋さんのお姉さんとコミュニケーション。「きれいなお花ですね」「ありがとうございますー」。店頭に並んだ出来合いの花束じゃなくて、わざわざ作ってもらってよかった。
横田さんのお店はたいへん素敵だ。コーヒー、アルコールと軽食も提供してくれる。憧れの釣り具を物色しながら、横田さんの軽妙なトークを楽しみつつ、釣り仲間といっしょに極上のナイトライフを愉しめるというわけだ。こないだ真柄慎一さんが「今度の店はウチから歩いて行けるっす。やばいっす。」と言っていた。
武蔵境から西国分寺。西国分寺の駅前のシュークリーム屋さんでシュークリームを買って、売り子の娘さんとコミュニケーション。「これ、おいしそうですね」「はい、おいしいですよ」。おっさんは何か買わないと若い人とコミュニケーションできない。
西国分寺から阿佐ヶ谷へ戻って吐夢。世間様と自分とを比べて落ち込んだ時、高円寺や阿佐ヶ谷のガード下辺りを歩くと、「ああ、こんなおれでも生きていていいんですね。」と勇気づけられていいですよね、というような、うつむき加減の話をする。あと「年収300万円で貧困だとか言うけど、こっちの界隈じゃお大尽だよね。」とかおそろしい話もふつうに。
下見ちゃだめだ下見ちゃだめだ下見ちゃだめだ。
和子さんはこのところカウンター越しのモノクロ写真に凝ってるらしい。「『写真撮るね』『いいよ』って話してから撮ってるのに、あとでアップすると『おお? なんでおれの写真が??』ってコメントつけてくるのよね」。酔っぱらいは困ったものだ。わたしも写真撮られた。「おお?」と言わないようにしよう。
阿佐ヶ谷駅のホームの自販機の前を通りかかったら、こういうのがパッと出て来たので、「おれのことよく知らないくせに、勝手におススメしてくるんじゃないよ。」と一人で文句言ってる、どうしようもない酔っぱらいのおっさんはわたしです。
『フライの雑誌』第107号は12月25日から発送予定です。
安心してください。間に合います。
トランキーロ。