『フライの雑誌』最新第107号を昨年末にぎりぎりで発行できたのは、まさに奇跡であった。いただきもののシュトーレンを「うまいにゃあ」と言いつつ夜更けに一切れずつ食べたおかげだ。わが社は伝統的にふつうあんなに働かない。シュトーレンはクリスマス過ぎに残しておいたのをチビチビやるのがまたおいしい。
第107号はいつもより以上に評判がいい。そして編集側の満足度は自分が編集人になった第63号以降のなかで史上最高である。毎号言ってるが『フライの雑誌』の出来は毎号ごとによくなっている。と、小さな声で発言したい。大きな声じゃないのはもう作っちゃった44冊だってよかったからだ。
今日はからっぽな頭と心で町歩き。昼に台東区でビール大ビンを4人で一本、午後に千代田区で日本酒を4人で一合、夕方に杉並区でジンを2杯、夜に武蔵野市でビールを一缶飲んだ。
わたしにとっては連続飲酒レベルな一日だった。







ブラウントラウト、サクラマス、ニジマス、イワナ…
箱根・芦ノ湖の今と可能性を考える
●箱根山塊の雄大な景観の中でフライフィッシングを楽しめる神奈川県の芦ノ湖は、国内では貴重なマスの釣れる自然湖だ。芦ノ湖を愛して関わってきた多くの人々の想いを縦軸に、魚たちの暮らしを横軸に、’80年代以降現在までの芦ノ湖の姿を振りかえり、今後の望ましいありようを考えます。
特集2◎
シマザキフライズ × I.F.F.F. in 桐生 tyer 島崎憲司郎
※第107号は大ボリューム144ページ