電話の一本くらい寄越せばいいじゃないですか。

1ヶ月も前に、カブラー斉藤さんへ次号108号の原稿を依頼した。

蕪 「書けたら書こうかな。」
私 「書けたらじゃ困る。書くならちゃんと書いて。」
蕪 「分かりましたよ。うるさいな。」

みたいな会話をした。

(音沙汰なし)

カブラー斉藤さま
お世話になります。その後、原稿の進捗はいかがですか。無理ならページ削ります。おっしゃってください。



(音沙汰なし)

斉藤良文様へ 
お疲れさまです。メールに全然返信ないし、何回も電話しましたけどつながりません。これ以上連絡つかないならページ落とします。



(完全無視)


いいかげんアタマに来て、台割りから落とした。すると今朝の遅い時間になって、原稿がメールで送られてきた。「大変遅くなりました。」とひと言だけ書いてある。

待ち合わせすれば必ず2時間以上遅れるし、自分のペース絶対に譲らないし、助手席ですぐに寝る。こんな人と20年もいまだにつきあってる自分がおそろしい。どんな仕打ちを受けても、くやしいことに原稿だけは面白いから、全部許してしまう。

次号第108号のカブラー斉藤さんの連載も、期待してください。今回のテーマは目先が変わった感じです。相変わらずのカブラー節は今までで最強かと思います。

何年か前の斉藤さんとの釣り。この日は二人してボウズだった。
何年か前の斉藤さんとの釣り。この日は二人してボウズだった。

カブラー斉藤氏の手製リールケース(96号参照) ※今でもたぶん頼めば作ってくれます。興味ある方は写真をクリックしてみてください。
カブラー斉藤氏の手製リールケース(96号参照) ※今でもたぶん頼めば作ってくれます。興味ある方は写真をクリックしてみてください。モノはとてもいいです。


葛西善蔵と釣りがしたい 堀内正徳=著(『フライの雑誌』編集人) カブラーの悪口も書いておいた。
葛西善蔵と釣りがしたい
堀内正徳=著(『フライの雑誌』編集人) カブラーの悪口も書いておいた