宮崎哲弥氏が週刊文春で小社『魔魚狩り』を紹介

週刊文春の10月6日号155ページ「宮崎哲弥謹製 ミヤザキ学習帳」の第80回は、<アニマル・ボーダーレス>と題した外来生物絡みの書評です。小社刊の『魔魚狩り ブラックバスはなぜ殺されるのか』を取り上げています。

白熱するブラックバス論争も面白い。最も戦闘的な…バス擁護論は水口憲哉『魔魚狩り』(フライの雑誌社 1714円+税)

記事には「外来生物論チャート」が添付してあり、「網羅的—個別的」「駆除すべし—共生すべし」の四方向で各書籍を類別しています。このチャートがなかなか面白い。『魔魚狩り』は「外来生物と共生すべし!」論の最右翼なんだそうです。
今回は短い文章で8冊もの書籍をとりあげているとあって、筆者独自の視点は読みとれず、中途半端です。外来生物問題(そんなのあるのか)をもっと勉強してもらって、宮台真司氏(M2)あたりと昨今の外来生物バッシング情況を真っ正面から論じてくれたら面白いのですが。
それにしてもこの記事の「外来生物は抹殺?それとも歓迎?」という副題は低レベルきわまりない。編集者がつけたのでしょうか。