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(2019年9月22日)
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斉藤ユキオさん「優しき水辺」は第110号で連載103回を迎えました。
連載100回目にあたる『フライの雑誌』第107号では、過去の連載を記念アーカイブして掲載しました。120点を超える全作品をまるごとカラーで載せるのは物理的に無理でした。
そこで、「優しき水辺」第008号〜第109号までの作品一覧を電子ファイルで配布します。
これはひとつの日本の現代フライフィッシング・シーンの記録です。
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『フライの雑誌』次号第118号は10月15日の発行予定です。
> ダウンロードページはこちら pdfファイル/8.4MB
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優しき水辺
斉藤ユキオ
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『フライの雑誌』『フライの雑誌』第008号〜第109号 アーカイブ
斉藤ユキオさんの連載「優しき水辺」が、『フライの雑誌』第107号(2015年12月発行)で第100回目を迎えました。本誌第8号(1989年2月発行)から数えて26年間。休載は一号もありません。一人の画家の長期単独連載として、比類がない偉業です。
斉藤ユキオ
イラストレーター
1949年秋田県能代市生まれ
東京都世田谷区在住◎
朝や夕方のまずめどきに川へ行くと、対象が少しぼけて見える。すべてがあいまいに見える。その風景は釣り人はふだんから目にすることが多いが、あの独特な雰囲気の中で釣りをしていると意識が集中する。それがまた気もちいいのだが、彼の絵を見ていると、それが晴れた日中の色彩で描かれた作品であっても、あのまずめどきの雰囲気の中にいるような気にさせられて、妙に気持ちが休まってくる。(中沢孝/第21号1992年)
あらためて連載作品を見返すと、画風は川の瀬音のように変化している。しかしどの一枚を見ても、どうしたって「ユキオさんの絵」だ。だからこそ長く続いてきたのだろう。「優しき水辺」は、折々の胸の内に感じたままを自在に描きつづる一人のアーティストの、川の水がさらさらと流れるような、足どりそのもののだ。そして川は流れつづける。(第107号)
斉藤ユキオさんには小社の単行本の装丁画、および連載以外での挿入画もたびたび描いていただいています。とりわけ、東日本大震災の直後、第93号(2011年6月)の「東北へ行こう!」特集の際に、斉藤さんからお申し出をいただいて、素敵な東北のイメージイラストを多数お寄せいただいたことは、ずっと忘れません。(編集部/堀内正徳)
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※以下に、アーカイブの一部を紹介します。