水産庁「産業管理外来種に関する意見交換会」と参加者の顔ぶれ

2月27日、八丁堀の日本フィッシング会館にて、水産庁釣人専門官の声がけによる「産業管理外来種に関する意見交換会」が開かれました。フライの雑誌社からは堀内が参加しました。

参加者は釣り媒体、釣り人団体、業界関係者など。

今回の意見交換会は、ふだん八丁堀へ頻繁に集まって水産庁担当者と顔を合わせている「釣りジャーナリスト協議会」会員以外の釣り媒体関係者にも、水産庁からアナウンスがありました。

実際に、会員外の釣り媒体からも参加社があったのは、すばらしいことです。

産業管理外来種関連のテーマでの意見交換会を、水産庁が開催すること自体に意義があります。当日は3時間にわたり、活発な論議が行われました。

産業管理外来種とは何かは、こちらの記事でくわしく解説しています。

> 【特別公開】産業管理外来種とは何じゃらほい
国策で増養殖が奨励されてきた外来種、ニジマス(水口憲哉)
『フライの雑誌』第107号掲載

中央は個人的に大尊敬している相吉考顕さん(日本渓流連盟相談役)。右はつり人社月刊「Fly Fisher」誌編集長の真野秋綱さん。学生時代はタガメの研究に打ち込んだ。「研究者は研究対象物に似てくる」の法則が今回も発動したようで、やはりどことなくタガメっぽい。今度真野さんにタガメについてくわしく話をうかがいたい。ちなみに地球丸「FlyRodders」編集長の鈴木幸成さんはレイクトラウト好きがこじれて、真冬の中禅寺湖で夜中にひとりで潜ってゴソゴソやっていた人。やはりレイクっぽいかも。
今回初めて八丁堀へ来られた釣り媒体社さんもいらっしゃったとのこと。水産庁主導の産業管理外来種テーマでのオープンな勉強会、意見交換会は今まで一切ありませんでした。今後、水産庁の広報活動の一環として連続的に開催されることが大いに期待されています
右は日本釣振興会の柏瀬さん
中央が二代目の釣人専門官で、水産庁での産業管理外来種担当部局の城崎さん、右は釣人専門官の小林一弘さん
マイクを持っているのはJGFAの若林務さん。ゲームフィッシング全般の専門家
フライの雑誌 第107号 特集◎芦ノ湖の鱒釣り|法律を作っておいて周知しないなら、国民を騙しているのと一緒ではないか(編集部)
『フライの雑誌』第107号 釣り場時評83 水口憲哉

魔魚狩り ブラックバスはなぜ殺されるのか 水口憲哉(著)|ブラックバスは、濡れ衣だ! 異色のベストセラー
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桜鱒の棲む川 水口憲哉(2010)
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『淡水魚の放射能 川と湖の魚たちにいま何が起きているのか』(水口憲哉=著/フライの雑誌社刊)
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