このたび、フライの雑誌社の社員研修を行いました。研修期間中は連日、朝から晩まで各種プログラムでびっちりでした。
メインは、初夏の渓流でのフライフィッシング演習です。後で知ったことですが、現地は前日まで、3千年に一度の大寒波に見舞われていたということです。見た目は最高の季節でも、川の中はとてもフライフィッシングどころの状況ではありませんでした。
入渓前の天国気分から、急転直下の疑念と不信と絶望、折れそうな気持ちを奮い立たせての再出発、ボウズ逃れの立案・実行・完遂と、いつものフルコンポを味わいました。危険な釣りでした。
夜は、見知らぬ夜の街をからだ一つでさまよい、よいお店を探しあてるサバイバルゲームを行ないました。デジタル機器の使用は一切禁止。釣り師としての野生のカンをとり戻すのが目的です。
このミッションを失敗すると心と懐に大ダメージを負いますが、ラッキーなことに見事クリア。とてもよいお店に巡りありました。店員さんの笑顔は素敵だったし、食べ物は新鮮で安くて美味しかった。
そのほか、飛び込みで入ったお昼ご飯も、初めてのお宿もぜんぶ正解でした。おかげさまで釣り以外は万事滞りなく、全日程を終えました。
読者の皆さまからもっと喜んでいただける本づくりに、たいへんハードだった今回の研修の成果を活かします。
以下写真で報告します。