漁業経済学会が主催し、水産庁が協賛する「遊漁施策等に関する研究会」の第三回が昨日、東京海洋大学で開催されました。今回のテーマは「内水面の遊漁」。水産庁のウェブサイトでは報告者氏名は事前公表されていませんでしたが、漁業経済学会のページでは発表されていました。報告者は以下の4人です。
1.水口憲哉(東京海洋大学名誉教授)
「内水面の遊漁をどう見るか」
2.柳沢政之(群馬県蚕糸園芸課、上州漁業協同組合組合員)
「釣り人と漁協」
3.來田仁成(全日本釣り団体協議会)
「釣り人と遊漁制度」
4.中村智幸(中央水産研究所内水面研究部)
「種苗放流の現状と問題点」
『フライの雑誌』の読者の方には、この面子の濃さをすぐにお分かりいただけると思います。卓を囲んだら大変なことになりそうです。囲まないと思いますが。各報告その後のディスカッション共に、納得したり膝を打ったり、首をひねったり呆れたりと、釣り人にはとても興味深い内容となりました。事務ご担当の発想と労力に敬意を表します。
次回のテーマは「遊漁と費用負担」(仮)で開催日時場所は未定です。『フライの雑誌』誌上で報告していきます。