「たぶん」と「たしか」は社会では通用しないんですよと兄ちゃんは言った

ああやばいやばいやばいやばい。夕方にわたしが楽しくオイカワを釣ってると、西の空から巨大な輸送機がわたし目がけて落っこちてくる。

こっち来ないで。たぶん締切り大丈夫だから。「たぶん」と「たしか」は社会じゃ通用しねえんだよと、30年くらいまえにコンビニのバイト先の兄ちゃんが、えらそうに教えてくれた。

半年で文書が消えるとか、こんな人たちには負けませんとか、自分たちにだけ都合のいいきれいごと言う人々を放置してると、とどのつまりが紙切れ一枚でしょっぴかれ、紙切れ一枚だけで帰ってくる未来になる。

好きに釣りができない世の中なんか意味がないではないか。というのが世の中へのわたしのずっと変わらないスタンスだ。そこを変えたら生きている意味がないではないか。自分と社会との接点なんて釣りくらいだ。

ああ輸送機が輸送機が。

こっち来ないで。

ところでSpotifyとAmazonミュージックだったら選曲でSpotifyの圧勝ですね。

一昨日の上州屋八王子店さんの〈巻き場〉にて。毎週金曜夜のわたしの出席率はこのところ7、8割だけど、しみずさんと井上さんの問答無用の「10割」にはかなわない。あのう、生活は大丈夫なんですか
井上さんの、きれいでかつ釣れそうな実戦タイプのウェットフライたちと思っていたら、たいへんえげつない赤い長いのまでさりげなく。そこらへんの越境ぶりはホンモノのヘンタイ釣り師の面目躍如
しみずさんのマドラー隊。夏ですねえ。これをぶん投げて水面でクポンクポンゆわせたい
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葛西善蔵と釣りがしたい|たこはたこつぼが好きですが、じゆうに泳げるひろい海にもあこがれます。(本文より) 堀内正徳=著(『フライの雑誌』編集人)
『水生昆虫アルバム  A FLY FISHER’S VIEW』島崎憲司郎(文・写真・イラスト) 1997年初版、2000年第2版2刷、2005年に新装版。フライフィッシングの世界観を変えたといわれる古典。