50年前の釣り師に萌える

子どもが1歳のとき、山梨の芦川を抱っこして無意味に渡ろうとして、転びかけたことがある。正直、あのとき殺していてもおかしくなかった。すごく怖かった。もう絶対しない。もう抱っこできないし。逆にされるくらいで。 > 危険は意外なところに!?「夏レジャー」の盲点&注意したいポイント

金田法相が死刑執行。ふてくされた死刑囚がバカすぎる大臣を見せられて、「おれはあいつに殺されるのか!」と地団駄踏んで悔しがってる、いしいひさいちさんの四コマを思い出した。刑務官も嫌だろう。

警察官に職務質問をされた話」が流行ってるみたいだけど、職質ならわたしもちょっとうるさい。イヌが人に噛みついてもニュースにならないが、人がイヌに噛みつけばニュースになる。職質で嫌な思いするのは、人がイヌに手を噛まれるようなもので、大して珍しくもない。

スコット&リバースをかわいく思うのはテレサ・テンをいじらしく感じる心の動きに通じるのだろうか。

白鵬がんばれ。

このところのいろいろを写真で紹介。

一冊と引き換えにライフ3個くらい削れる編集の終わりが今号も見えてきた。70冊くらい作ってるからとっくにライフ切れのはずなのに意外と人間って強いみたい。今日の夕方はオイカワ釣ろう。
荻原魚雷さんの新刊『日常学事始』(本の雑誌社)。中央線にフルボッコされた気分。平成の次になってもその次になっても中央線の魂は昭和のままでいてほしいというのがおっさんの願い
が、時代は待ってくれない。なんと今年、中央線阿佐ヶ谷では書原、吐夢に続いて、新福来飯店まで閉店してしまった。ひどい年だ。新宿サンスイ、書原、ダイヤ街、吐夢、新福来が無くなり、年末には新宿JAMも無くなるのは、ぜんぶ2020年東京オリンピックのせいだと思っていいんじゃないか。つまらないな。中央線文化も風前の灯火。
7.17全日本プロレス後楽園ホール大会、最高。客満タン。この日、この興行を見るために、この半月という間の、わたしの極私的な孤独な戦いがあった。翌日の入稿準備はばっちりだ。
淵もがんばってる。
JPO近刊情報センターに書誌情報を登録して、翌日にはもう、Amazonだけで予約ページが立ち上げられていた。スピードではどこもかなわない。個人経営の町の書店さんが小社の既刊本をずらっと常備してくれることはない(創刊以来30年なかった)。そこをカバーしてくれるAmazonさん含めたネット書店には感謝してる。読者さんからの問い合わせに「●●で買えます」と案内できるのは素晴らしい。わたしは便利さとかスタイリッシュさよりも、町の書店さんとか町の釣具店さんとかおばちゃんがやってる美味しくもない喫茶店の方が好きな類いの人ではあるけれど。
些末事研究第三号、阿佐ヶ谷コンコ堂で購入。座談会はツラい感じだったが、寄稿はどれもよかった。やっぱり雑誌はいいな。
「水産庁は無差別に大量漁獲する大規模漁業を批判しないのに、小型船による沿岸漁業には改善を求め、とるに足らない量しか釣れない遊漁者へはリリースを要請する」(釣り場時評85 マグロを釣るのは罪なのか 水口憲哉)フライの雑誌-第112号掲載
112号のオイカワ特集に載せきれなかったからここに載せよう。自分が生まれる前のヤマベ釣り教則本
神保町の
鳥海書房さんで買った。
50年前の知らない誰かが、「次はこれ買おうかな。」ってつけた印に萌える。
わたしの入稿疲れを見かねた妻が、だまって町でカールのチーズあじを探して3袋も買ってきてくれた。結婚してよかった。こないだ「うすあじ」を買ってきたとき、すげえ文句を言ったのを覚えていてくれた。「うすあじ」はだめだ「うすあじ」は。
第111号(2017)よく釣れる隣人のシマザキフライズ とにかく釣れる。楽しく釣れる。Shimazaki Flies すぐ役に立つシマザキフライの実例たっぷり保存版! Amazonさんに在庫があります。マシュマロ、バックファイヤーダン、クロスオーストリッチ、アイカザイムなどシマザキフライ関連掲載記事のバックナンバーは111号にまとめました。ずっと品切れだったのに今ごろ大量追加。それが密林のやり方か。保存版です。まだの方ぜひお手にどうぞ。
葛西善蔵と釣りがしたい|たこはたこつぼが好きですが、じゆうに泳げるひろい海にもあこがれます。(本文より) 堀内正徳=著(『フライの雑誌』編集人)