昨日巻いたフライで多摩川オイカワのフライフィッシング

東京都を流れる多摩川の中流部には、オイカワが超大量に生息している。

市街地からの交通も至便で、豊富な支流を含めてオイカワ/カワムツの好釣り場だ。

第112号でも何人かの方が多摩川オイカワのフライフィッシングを話題にしていた。

昨日巻いたフライを持って、多摩川中流部へオイカワ釣りに行った。

写真で紹介。

世田谷のバンブーロッドビルダーの永谷拓明さん。永谷さんは『フライの雑誌』をずっと読んでくれている。昔からなぜか不思議な縁があり、約束もしていないのに都心の釣り具屋さんでばったり出会ったり、東京から200㎞離れた管理釣り場でひょっこり隣り合わせたりする。今日はいちおう約束してあった。ところで立ち込みすぎじゃないですかね。
多摩川中流はいつもの川とは桁違いに川の規模がデカい。魚もずっと多い。
魚を触る前には手を濡らす。釣り師のこころとシルエットは多摩川でもヘンリーズフォークでもいっしょ。
多摩川、まだ「飴ちゃん」いた! 美しいなあ
昨日巻いたホタル
オポッサムボディに牧浩之カラスはやっぱり効く。
オポッサムを水面で踊らせたら飛び出てきた。狙う場所次第では、まだ色付きのオスがふつうに釣れる。身にまとう衣にそこはかとなく秋の匂いがただよう。
永谷さん作の真竹製クアッド(四角)、3番ライン。高校のとき、いつもまっすぐこっちの目を見て話してくる同級生がいた。こっちはドギマギしてつい目を逸らしちゃうんだけど、そいつと一緒にいるとこっちの性格もよくなるような気がした。そういう感じの、まっすぐなフライロッド。オイカワ/カワムツ釣りを意識した〈2番ぴったり〉のモデルを新たに製作中。
私家版ホタルで
水量が多かったので岸辺を狙ったらドライでも出る。いつまでも釣れ続けた。
オイカワ用の伝承ハヤ毛バリは第112号で記事にしました。保存版です
第96号 ただ一本の竹竿(バンブーロッド)3 四角と五角の可能性 バンブーロッドは六角だけじゃない|人気号
大特集◎オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2) フライフィッシングの魅力いっぱいの身近なビッグゲーム 人気特集第二弾! ベストフライとその釣り方・オイカワロッド振り比べ・台湾のオイカワ・伝承ハヤ毛バリ・分布と増殖・実戦ドライの釣りとスイングの釣り他 ●中村善一×島崎憲司郎 異分野対談 画家の視線とシマザキワールド (後篇)●山と河が僕の仕事場 牧浩之 ●ニジマス物語最終回 加藤憲司 ●海フライ 中馬達雄 ●荻原魚雷 樋口明雄 ウッディ小林 ●マグロを釣るのは罪なのか 水口憲哉 ●ルポ:シマザキフライズ・タイイングセッション フライの雑誌 112(2017秋号): amazon 
 
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