東京都水産課へ取材に行ってきました。/東京都水産業振興プラン(川編)

東京都が来年度から実施予定の「東京都水産業振興プラン(川編)」に関して、担当部署である東京都水産課へ出かけ、今回のプラン策定に至るまでの背景などを直接取材してきました。
奥多摩について特集した『フライの雑誌』のバックナンバー記事(52号、58号他)を提示してディスカッションしたところ、「水産は釣り人の存在を抜きにしては考えられない」、「奥多摩川の本流は現実的に自然再生産は見込めない、ならば…」といった担当者氏の発言もあり、ひじょうに興味深い取材でした。プランの舞台は多摩川。これまで釣り人がさんざん口を酸っぱくして訴えてきたことが、現実化に向けてようやくおぼろげな姿を見せ始めた印象です。詳細は『フライの雑誌』早春号でご紹介します。
NPO法人トラウト・フォーラムがこの「東京都水産業振興プラン(川編)」パブリックコメントへの参加を呼びかけています。水産課曰く、パブコメ回答はすでに相当数が集まっており、さらなるたくさんのご意見をお待ちしていますとのこと。匿名でも受け付けますが住所氏名を書いてくれた方がありがたいとのことです。募集期間は12月27日(火)までです。
都の水産行政はやる気を見せています。いくらパブコメ送ったってバスの時はあれだったものなあと後ろ向きなことは言わず、東京の川は自分が作るくらいの意気込みで、釣り人の思うところを自由に書き送りましょう。東京都の川を利用している人であれば東京都在住でなくとも意見を送れます。
「東京の川 パブリックコメント」