幼児に釣りを教える。/浅草へ。

◯昼、5・6歳児のお楽しみ会に出席した。午後からは、その幼児らを近所の金魚の釣り堀へ連れていった。

私は今日はまじめに金魚を釣りたかった。そこで幼児らに一本ずつ竿を持たせて「がんばれ」と肩を叩き、自分は金魚釣りに没頭した。幼児らは竿を持ったはいいが、練り餌をつけられずに池の縁で呆然としていた。世の中とはそういうものだ。

夜、お友達の親たちの飲み会に参加した。乾杯の音頭を誰がとるという話になり、「ここは長老にお願いしましょう。」とお友達のママが言って、ぼうっとしていたらそのママに「おめえ早くしろよ。」と怒られた。長老ってオレのことかとムッとした。しかしきっちり音頭をとってやった。若僧にはこんな気の利いたあいさつはできまい。

翌日、釣りの大先輩方の浅草の飲み会に参加させてもらった。来年還暦だという素敵なおじさまに「あなたは好きな本を作って暮らせていいですね。」と言われた。

お酒が入っていたので「まあお金じゃないですから。」とつい喋ったら、「あなたの立場でそゆこと言うと、青くさいって言われちゃうよ。」と、すっぱり両断された。調子にのりました。すみません。

昨日は長老、今日は青くさ。人生ってむつかしい。

◯月曜日、山中湖のワカサギドーム船へ乗った。一日粘って三人で400匹少しとたいしたことない。なにより型が煮干し程度とかなり不満。やはり河口湖のシシャモ級を釣りたい。

山中湖ドーム船のワカサギ
山中湖ドーム船のワカサギ