(C&F DESIGN刊)『The History of Trout Flies 鱒毛鉤の思想史』

C&F DESIGNさんが3月に発行する単行本『The History of Trout Flies 鱒毛鉤の思想史』のお披露目会へ行ってきました。

本書は、つり人社さんから出版された『The History of Bamboo Fly Rods』(2013)の続刊です。

著者の錦織則政さんには、以前、フライの雑誌社刊『バンブーロッド教書』(2013)著者の永野竜樹さんと、バンブーロッド対談をしていただきました。世界有数のマニア同士の火花がバチバチと飛びかう、たいへん大人げない対談でした。やばそうなやりとりも全部載せたフライの雑誌-第102号はおすすめです。

本作『The History of Trout Flies 鱒毛鉤の思想史』は、つり人社「フライフィッシャー」誌さんでの連載を下敷きに、著者が全面的に書き下ろした大冊です。前作同様、その内容へ大いに期待が集まります。

今回はカバーデザイン、束見本、ほぼ完成形の本文デザインなどを見せていただきました。

左からC&F DESIGNの米ノ井さん、つり人社の真野さん、東知憲さん、デザイナーの大川進さん。「フライタイイング・テクニック百科全書」(テッド・リースン、ジム・ショールマイヤー共著 / 東知憲訳2003)に続いて、こういうウルトラマニアな本の出版スポンサーを引き受けるC&F DESIGNさんの侠気に拍手
著者と版元とデザイナーがコスト無視でやりたい放題やった感じ。分厚いハードカバーの束見本をわたしが舐めるようにいじくり回してたら、東さんが「エンスー的にうやましいでしょ。」と。ええ、うらやましいです。
本文概要は近日発表になると思われます。注目
編集担当の東さん。手前は本文収録のために玄人タイヤーさんへ依頼して再現したという見事なフライたち
バンブーロッド教書[The Cracker Barrel]
永野竜樹 =訳 フライの雑誌社 =編
バンブーロッドの世界史、取り扱い方、メーカーの系譜、ビンテージロッドの選び方、アクションの考え方、バンブーロッド・ビルディング、世界の最新事情とマーケット、初めての一本の選び方、バンブーロッドにまつわる人間模様のストーリーまで。バンブーロッドの魅力の全てがこの一冊に
フライの雑誌-第102号(2014) シマザキ・ワールド14 Shimazaki Flies 2014 Selection 島崎憲司郎|特集 ただ一本の竹竿5
フライの雑誌-第113号  大特集 釣り人エッセイ 次の一手
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