今年のオイカワ釣りの始まり早い

ちょっと川へ行ってきた。今年のオイカワ釣りの始まり早い。

魚ちっちゃいからネットなんかいらないでしょ、と誰でも思う。わたしもそう思う。でもオイカワのフライフィッシングにランディングネットは必須。なぜならわたしのランディングネットはオイカワ用にわざわざ作ってもらったやつだから。これがあれば楽しみ倍増。すくわなくてもいいのにあえて面倒な思いをしてオイカワすくう。ひわたりネットで。ときどきネットインに失敗して川の中でゲラゲラ笑う。
オイカワのフライフィッシング用ニーブーツの歴史はこんな感じ。(縁側へ出しっ放しでシーズン中はほぼ毎日川で使用) 上州屋GETT×3足(友人が知っているようにわたしはGETT好きだがGETTは当たり外れが大きい)→ケーヨーD2(半年で水漏れ、ギブアップ)→ダイワ(写真奥。1年もった)→ワークマン(写真中。1年半もった)→ザクタス(写真手前。いまここ)。ザクタスすごい青だが、他のまともな色より500円安かったんでつい日和った。
ちなみにネオプレーンウェーダーの耐久勝負は、FLYイナガキさんが作っていたネオスチールウェーダーが圧勝。微妙な緑色なのが微妙だがとにかく強い。20年越しでも問題なし。〈猛烈な強度!〉 というコピーで、鉄条網の意匠がウェーダー履いた釣り人にグルグル巻きついている広告は強烈だった。映画の「大脱走」みたいなとこで釣りするんだなと。
渕尻の緩流域の微妙な鏡に魚がたまっている。川底が小石でカケアガリになってるところ。瀬には一切いません。
秘密の羽根で巻いたフライで入れ食いになった。この羽根については第112号の自分の原稿にたしか書いたはず
[フライの雑誌-直送便] 「フライの雑誌」次号第114号は6月に発行します 
大特集◎オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2) フライフィッシングの魅力いっぱいの身近なビッグゲーム 人気特集第二弾! ベストフライとその釣り方・オイカワロッド振り比べ・台湾のオイカワ・伝承ハヤ毛バリ・分布と増殖・実戦ドライの釣りとスイングの釣り他 ●中村善一×島崎憲司郎 異分野対談 画家の視線とシマザキワールド (後篇)●山と河が僕の仕事場 牧浩之 ●ニジマス物語最終回 加藤憲司 ●海フライ 中馬達雄 ●荻原魚雷 樋口明雄 ウッディ小林 ●マグロを釣るのは罪なのか 水口憲哉 ●ルポ:シマザキフライズ・タイイングセッション フライの雑誌 112(2017秋号): amazon 
 
フライの雑誌 113(2017-18冬春号): ワイド特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|川野信之/黒石真宏/碓井昭司/本村雅宏/渋谷直人/平野貴士/坂田潤一/遠藤早都治/加藤るみ/田中祐介/山本智/中原一歩/山﨑晃司
○天国の羽舟さんに|島崎憲司郎
○〈SHIMAZAKI FLIES〉シマザキフライズ・プロジェクトの現在
『フライの雑誌』第113号
本体1,700円+税〈2017年11月30日発行〉
AMAZON
海フライの本3 海のフライフィッシング教書