おかげさまでたいへん売れている(当社比)、新刊『海フライの本3 海のフライフィッシング教書』(中馬達雄著)。編集企画に協力してくれた海フライの達人二人と、前々からの約束の本流釣りへ行ってきました。二人とは今年の1月にも九州で会っている。
羽田空港から八王子まで来てもらい、うちの車に同乗して本流へ。遠征釣りは道中の会話も楽しみ。九州ネタということで、中学校の合唱大会の課題曲は、團伊玖磨作曲「筑後川」だったと二人に言ったら、「そんな歌知らんねえ」。
なんと。昭和後期に東京で小中時代を過ごした子どもなら皆んな歌わされた「フィナーレを〜」ですよ。音楽の先生に「もっと感情をこめて!」と指導されて、こっちは見たこともない筑後川の河口をせいいっぱいイメージして讃えていたというのに。ショック。
くやしいので車の中で歌ってやった。筑後川、筑後川、そのフィナーレ、ああ〜。ついでに「木琴」も歌おうか? ちょっと暗いよ。「妹よ〜」ってやつ。なに知らない? まいがー。そういうどうでもいい時間がすぎるのがたのしい。