「釣りジャーナリスト協議会」というものがあります。日本国内で釣りを扱っている新聞、雑誌など媒体の責任者が集まって、互いに情報交換をする組織です。フライの雑誌社は協議会の発足と同時、中澤編集長の時代に参加して現在まで会員です。
会員は紙媒体がほとんどのせいか、この時代に自前のウェブサイトもありません。世間様からはなにをやっているのか分からないと思います。いま検索したら自分が書いた過去記事がヒットしました。
昨日はその年次総会でした。総会でもっとも盛り上がった話題は「理事役員の高齢化」でした。協議会の副会長は、釣り業界のなかでわたしが尊敬する数少ない大先輩のひとりである、釣りビジョンの980円の野口哲雄さんです。
野口さんが困った顔で会場を見回して、「ほんとみんな歳くっちゃってさあ、だれか若いやついないのかねえ、」とおっしゃって、ふと思い出したように、よせばいいのに「ほりちゃん、いくつになった」とわたしへ振ってこられました。
わたしは苦労が少ないせいか、しばしば年齢よりも若く見られる傾向があります。おそるおそる実年齢を申し上げたら、野口さんを微妙にがっかりさせるという一幕がありました。
べつに俺わるくねえし。