読書は電車のなかがいちばんはかどる。

四半世紀ぶり以上で、学生時代の同級生の、苗字だけをふと思い出した。クラスで一番顔が良くてカッコよくて脚が長くて、成績優秀でモテモテだったやつだ。明朗快活で家が裕福で、ビリヤードがめちゃ上手だった。若いくせにいつも仕立てのいいジャケットを着ていた。またそれがよく似合っていた。

特徴的な苗字だったので試しに少し検索してみたところ、なんと卒業後は学校に残って近現代文学の研究生活に入り、博士課程に進んだらしい。難しそうな論文も発表している。そして私の出身高校の系列で、国語の先生をやっていることがわかった。すげえ!

さらに深掘りしていくと、結婚して家族をもち子供もできていた。そうか。お前はモテるやつだ。しかし、長年の痔持ちで数年前にガンに罹ってしまった。えっ。

落ち込んだりもしたけれど、手術が無事に成功して復活。また教壇に戻ることができた。そして生徒たちにとても慕われていることが分かった。

新入生募集のパンフレットに、教室で女子生徒をやさしげに指導している写真があった。髪型が学生時代と変わっていなかったのが、なんだかうれしい。昔のオザケンみたいな坊っちゃん頭。禿げていなかった。いまでもモテるんだろうな。あいつはいいやつだ。

まじよかったな○マ!

ていうかインターネットってこわいな!

昨夜は八王子の釣り仲間関係の飲み会。20人以上の飲み会はそれこそ何年かぶりに参加した。みんな釣り師、みんな仲間、ものすごく楽しかった。お店は山梨県都留市の名店「またぎや」さん。お店が立川にあった頃から通ってる。本欄でも何回か紹介している。店主の小次郎さんは凄腕てんから師。美味しくて雰囲気がいいからぜひ行ってみて。

今回は電車で行った。中央線と富士急行線。半年積んでおいた新書を読んだら面白かった。アナルコ・サンディカリズムを誤解していた。読書は電車のなかがいちばんはかどる。携帯を忘れて乗れれば最強。でもなかなか忘れられない。駅まで行って家に取りに戻ったりするし。

フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川
6月30日発行

[フライの雑誌-直送便] 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。第116号は2月14日発行
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ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」

フライの雑誌社の単行本新刊「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」

フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り|主要〈小さいフック〉原寸大カタログ|本音座談会 2月14日発行
フライの雑誌 第115号 水面を狙え! 水生昆虫アルバム〈BFコード〉再
フライの雑誌-第114号特集◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング シマザキフライズへの道 島崎憲司郎
フライの雑誌第113号特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|〈SHIMAZAKI FLIES〉の現在AMAZON
フライの雑誌-第112号 オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2)
フライの雑誌-第111号 よく釣れる隣人のシマザキフライズ Shimazaki Flies

島崎憲司郎 著・写真・イラスト「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
〈フライフィッシングの会〉さんはフライフィッシングをこれから始める新しいメンバーに『水生昆虫アルバム』を紹介しているという。上州屋八王子店さんが主催している初心者向け月一開催の高橋章さんフライタイイング教室でも「水生昆虫アルバム」を常時かたわらにおいて、タイイングを進めているとのこと。初版から21年たってもこうして読み継がれている。版元冥利に尽きるとはこのこと。 島崎憲司郎 著・写真・イラスト 水生昆虫と魚とフライフィッシングの本質的な関係を独特の筆致とまったく新しい視点で展開する衝撃の一冊。釣りと魚と自然にまつわる新しい古典。「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
新装版 水生昆虫アルバム(島崎憲司郎)
『葛西善蔵と釣りがしたい』(堀内正徳)
『葛西善蔵と釣りがしたい』