ならばとフックサイズ20番のスケーターフライに変えて、オイカワ式3秒ルールで散発ライズを狙い撃ちして、ニジマス。3秒ルールなのでティペットは5X。切れない。安心。オイカワ式に習熟するといろいろ応用がききます。
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第117号の「リリース釣り場」特集でも紹介している小菅川は、上流部は10数年以上放流されておらず、ワイルドなヤマメとイワナが釣れる。川の規模は小さいが水源林として森が保たれているから魚は多い。一日5匹までという尾数制限もいい感じで機能している。
中流部には親子連れでも楽しめる濃密放流区間の管理釣り場があり、最下流部からダムバックウオーターまでは、月一でニジマスの放流があるリリース釣り場になっている。渓流釣りが禁漁になる冬場は、冬期ニジマス釣り区間で安価なニジマス釣りを楽しめる。
小菅川にリリース区間が導入されて今年で20年。その後、細かいゾーニングの修正と追加が加えられていった。当初は多少むりやり感もあったが、釣りを観光立村の軸に据えている小菅村行政の長年のバックアップもあり、川も人も魚もすっかりなじんだ。
釣りが地域の村民から受け入れられている雰囲気がある。そういうのは釣りをしていれば伝わってくるものだ。これで東京都内からたった片道2時間。気持ちのいい渓流釣り場だ。
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日本のマス釣りとリリース区間との歴史は、第117号にまとめて編集部が記事を書きました。読者の協力をいただいた大アンケートでは、全国のリリース釣り場の最新事情と、釣り人の本音の評価がわかります。