同行の若者は、ちょっといいバスを足元でフッキングさせたが、ジャンプ一発ですぐばらした。肩を落としている彼には、「釣るべきときに釣らないとな。」と人生で大事な教訓を、年長者としてひとこと伝えておいた。
ところでこの若者に、「きみのお父さんは仕事なにしてんの?」と聞いてみたところ、「よくわかんないんだよ。釣り関係?かもしれない。釣りに行ってない日は、一日中部屋にこもって、パソコン見てるだけ。あと電話が長い。夕方になるとオイカワ行ってる。ごはんはけっこう作る。あとすぐ怒る。」と、ミドルティーンとは思えない幼稚な言説が帰ってきた。
おまえいくらなんでもその言い方はないだろうと、つい怒りたくなったが、ほらまた怒ったとか言うだろうし、やめた。

それにしても暑いな。

新しく導入したオイカワ釣り用ミニバッグ。先日、蓋を閉じ忘れた状態でしゃがんだらカクンとひっくり返り、スマホとかフライボックスとか中身全部を川にばら撒いた。その痛い反省から、ベルトをゴツいぶっといのにチェンジ。重いが安定した。つやつやしたベルトのヤレ感出すために、わざとカンカン照りの天日に干している。

フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川
6月30日発行


「ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」


